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在庫金額アプリとは
在庫金額アプリとは、ライトプラン以上でご利用いただける正確な在庫金額を自動計算するためのWebアプリです。
仕入単価が毎回異なる方に特にオススメのアプリです。
例えば仕入単価が常に一定の場合は、以下の手順で在庫金額を計算することができます。
一方で、仕入単価が毎回異なる方は、上記の方法で在庫金額を計算することが難しくなります。
在庫金額アプリでは在庫データの仕入単価ではなく、入庫データの仕入単価を参照しているため、過去の異なる仕入単価を考慮した、より正確な在庫金額を自動計算できます。
画面サンプル
- [物品集計データ(仕入単価が異なっていても同じ物品なら同じ行)]はフルプラン以上で取得可能です
利用方法
在庫金額アプリは、zaico(WEBアプリ)の管理画面[ツール]>[データ連携]からご利用いただけます。同アプリは、こちらリンクからも開くことが出来ます。
在庫金額は物品ごとに在庫数量×仕入単価で計算されます。
- 在庫数量:変更履歴データの操作後の数量
-
仕入単価:入庫済みの入庫データの仕入単価
(どの入庫データを利用するかについては各入庫データの入庫日を比較)
そのため、下記が必須となります。
- 入庫データを作っていること
- 入庫データに仕入単価を入力していること
※入庫データの登録方法はこちらをご参照ください。
在庫金額の計算方法
在庫金額アプリでは、以下の2つの計算方法を提供しております。
- 最終仕入原価法
- 先入先出法
- 移動平均法(※フルプラン以上)
1の最終仕入原価法は言葉通り、最後の入庫データ(入庫日が最新のデータ)の仕入単価を使って在庫金額を計算する方法です。
2の先入先出法は以下の具体例をご参照ください。
9月20日:りんごを数量0で在庫登録(りんごの在庫金額は0円)
9月21日:りんご5個を仕入単価100円で入庫(りんごの在庫金額は5*100=500円)
9月22日:りんご10個を仕入単価200円で入庫(りんごの在庫金額は500+10*200=2,500円)
9月23日:りんご7個を出庫(りんごの在庫金額は8*200=1,600円)
※単価100円のりんごが5個と仕入単価200円のりんごが2個出庫されたとみなす。
出力サンプル
- 基本的には1行=1物品ですが、仕入単価が複数存在した場合その数だけ行が分割されます。
- 同じ物品×仕入単価で仕入日が複数ある場合、仕入日には複数の日付が表示されます。この時、入庫・出庫の数量や在庫金額は複数の日付の合計が表示されます。
- 列名が「unit」以降の列は現在の物品の基本項目・追加項目が表示されます。
- 上の画像で1行目と2行目は背景色がピンク色になっており、在庫金額が空白になってます。これは入庫データの仕入単価が未入力のためです。
よくあるQ&A
Q. 在庫データの仕入単価に値を入れて在庫登録したのだが、在庫金額アプリだと仕入単価が空白になっている。なぜか?
A. 在庫金額アプリでは、在庫データではなく入庫データの仕入単価を参照しております。これは、仕入データごとに仕入単価が異なる場合を考慮するための仕様です。
Q. 在庫金額アプリで集計した在庫数量がzaicoの変更履歴の「操作後の数量 」の値と異なっている。なぜか?
A. 以下の2つのパターンが考えられます。
- 指定日以前に作成された変更履歴を指定日以降に取消していた場合
(例えば、2024/09/29に在庫の数量を1つ増やした後、2024/10/01にその変更履歴を取消し、在庫金額アプリの指定日を2024/09/30として集計した場合) - 指定日以降に入庫済にした入庫データの入庫日を指定日以前にした場合
(例えば、2024/10/01時点にステータスを入庫済かつ入庫日を2024/09/29として入庫データ作成し、在庫金額アプリの指定日を2024/09/30として集計した場合)※出庫も同様
zaicoの変更履歴の「操作後の数量 」の値は操作後に取消などがあっても変更されない仕様となっております。在庫金額アプリでは集計時に取消などを考慮して指定日時点の数量を再計算しているため、zaicoの変更履歴の「操作後の数量 」の値と異なる場合がございます。