単位の自動換算をする

単位換算機能とは？

この機能をご利用いただくと、例えば、箱単位で入庫するけど、社内の在庫管理上
（在庫一覧などで数を見る時）は個数で確認したいといったように、シーンごとに
利用したい単位が違う在庫の単位を、zaico上で自動変換することができます。

まとめ単位を登録すると、入出庫の際に、個・箱から単位を選んで入出庫ができますので、
今までのようにご自身で箱⇔個の単位換算を行う必要がなくなります。

【WEB】単位換算機能を利用する

在庫データの登録（編集）時に設定ができます。
具体的には、「新規在庫データ追加」画面＞「単位」項目で、「単位の自動換算をする」をONにすると、単位の設定画面が表示されます。

単位の自動換算設定について

• 基本単位
  基本となる数量を設定します。
  単位は「単位一覧」で設定されている単位から選択できます。
  単位一覧に表示される単位は、「単位」項目横の鉛筆マーク［単位一覧画面に移動］から
  任意の名称を設定できる画面へ移動可能です。
  
  
• まとめ単位
  基本となる数量をまとめた際の単位を設定します。
  選択可能な単位は、「単位一覧」で設定されている単位から選択できます。
  （※基本単位と同じ単位は設定できません。）

例）鉛筆1カートン（12本）で設定する場合
　　基本単位：12個　まとめ単位：1箱

基本単位は、zaicoアプリ上で基本となる数量の単位です。
そのため、基本単位でしか表示されない機能がありますので、以下を参考に設定を
行ってください。

• 入庫・出庫の物品追加や分割：基本単位の数量のみ変更できます
• 在庫データ検索：数量の検索は基本単位の数量のみ変更できます
• 発注点機能：基本単位の数量でのみ設定できます
• グループビュー：基本単位の数量が表示されます（数量は換算表示されません）
• インポート機能（在庫データ、入出庫データ）：すべて基本単位の数量のみ入力できます
• エクスポート機能（在庫データ、入出庫データ）：すべて基本単位の数量のみ出力できます
• 変更履歴：基本単位のみ表示されます

設定した単位の自動換算の確認

在庫一覧の数量にマウスオンすると、基本単位換算の数量とまとめ単位換算の数量とを同時に確認できます。

【モバイルアプリ】単位換算機能を利用する

単位の自動換算設定について

在庫データに単位の自動換算を設定する場合は、WEBアプリから行ってください。
設定方法はこちら。

設定した単位の自動換算の確認

WEBアプリで設定した単位の自動換算設定は、モバイルアプリでも確認できます。

物品詳細の在庫数にて、基本単位換算の数量とまとめ単位換算の数量とを同時に確認可能です。

入庫・出庫時は、基本単位・まとめ単位から選択できます

単位の自動換算を設定されている場合、モバイルアプリでの入庫・出庫の際も「基本単位」
「まとめ単位」から選択できます。

• １つの入庫データに同一物品を複数入庫する場合、指定可能な単位は（物品１つに対し）
  １つのみです。
  例えば「鉛筆A：１ケース」と「鉛筆A：3本」を同一の入庫Noで登録することはできません。

棚卸の際もまとめ単位が表示されます

• まとめ単位を登録しておくと、棚卸の際もまとめ単位が表示されます。
  実棚数の入力時も、基本単位とまとめ単位のそれぞれの数量が入力可能です。

公開APIをご利用の方

下記の項目を追加しておりますので、必要に応じて使い分けください。

入庫・出庫（一覧、詳細）

入庫、出庫ともに明細に下記の項目を追加しています。
まとめ単位での数量をご利用の場合は、下記の項目を利用するように変更してください。

詳細はAPIドキュメントを参照ください。

• box_unit：まとめ単位（基本単位で登録された場合はunitと同じ値）
• box_quantity：まとめ換算数量（基本単位で登録された場合はquantityと同じ値）
• subtotal_amount：小計（box_quantity x box_unit）
• unit_snapshot：単位自動換算情報（まとめ単位で登録された場合のみ）
  • piece_name : 基本単位名
  • box_name : まとめ単位名
  • factor : 換算値

エクセルくんをご利用の方

公開APIの一部変更に伴い、単位自動換算を利用した入出庫の場合で表示がおかしくなる場合があります。

エクセル納品書作成くん、エクセル発注書作成くんの単位自動換算に対応したバージョンをリリースしましたので下記より最新版をダウンロードしてください。

エクセル(エクセル取り込みくん)