対象のプラン
- 無料
- ミニマム
- ライト
- フル
対象の端末
- Web
- iPhone
- Android
在庫データの上書きインポート方法についてご説明します。
既存データに新たに項目を追加した際に内容を一括登録したり、既にある在庫データの一部の内容を一括で変更したい場合(保管場所の名称変更など)に、活用いただけます。
※項目自体の追加は、上書きインポートではなく、追加項目にて設定をお願いいたします。
※新規インポートについての手順は、こちらを参照してください。
【インポート前に準備するもの】
① 上書きしたい在庫データのCSVファイルを用意する
- 上書きインポートの場合、既存データに紐付けるための項目が必要となります。
- 紐付ける項目は「在庫ID」を推奨しております。(下記、補足説明参照)
- 「在庫ID」の項目がついたCSVファイルは、既に登録した在庫データをエクスポートして活用してください。
▼補足説明
- 「在庫ID」とは、在庫データ作成時に自動発番される重複のない数値となります。その為、任意の番号に変更することはできかねます。「在庫ID」の項目は変更しないようお気をつけください。
- 上書きするデータの他に「新規の在庫データ」がある場合、「在庫ID」の項目は空欄で作成してください。(在庫IDは自動発番される仕様となり指定することはできかねます)
-
「物品名」などの項目を紐付けすることも可能ですが、保管場所が異なるなど同じ物品名の在庫データが複数ある場合、紐付けする項目には適しません。
▼注意事項
- 一度にインポートできる件数は、有料プランで最大5,000件です。5,001件以上のデータがある場合は複数回に分けてインポートしてください。
- 無料プランの場合、在庫データの登録件数が最大200件であるため、インポート件数も200件が最大となります。
- 画像を一括インポートする機能はありません。
- 「QRコード・バーコードの値」を空欄にして上書きしたために、元々の値が消えてしまうという事例が発生しています。上書きの必要がなければ「インポートしない」を選択することを推奨しております。一部上書きが必要な場合でも、上書きが必要のない在庫データの「QRコード・バーコードの値」が空欄ではないことを確認してからインポートを実行してください。
- 「QRコード・バーコードの値」は、在庫データの新規追加時にのみ自動生成されます。
② 上書きしたい内容に新たな項目がある場合、CSVファイルの項目とzaicoの項目を合わせる。
【インポートの手順】
① 画面左上の「ツール」より「インポート」をクリックし、インポート画面にて用意したCSVファイルを選択
② 新規か上書きの選択が表示される為、「上書き」を選択する
- 上書きのみの場合は「エラーとします」にチェックを入れてください。
- 上書きと一緒に新たな在庫データの登録も必要な場合は、「新規の在庫データとして作成します」をチェックしてください。
③ 上書きする在庫データを紐付ける為の項目を1つ選択し、上書きしたい項目に間違いがないか確認する
- 紐付ける項目は「在庫ID」を推奨しております。(上記、注意事項参照)
- 新規在庫データはなく上書きのみの場合は、上書きする項目以外は「インポートしない」を選択してください。
- 「QRコード・バーコードの値」を空欄にして上書きしたために、元々の値が消えてしまうという事例が発生しています。上書きの必要がなければ「インポートしない」を選択することを推奨しております。一部上書きが必要な場合でも、上書きが必要のない在庫データの「QRコード・バーコードの値」が空欄ではないことを確認してからインポートを実行してください。
【補足】オプションの説明
▼QRコード・バーコードの値の前後の半角スペースを削除しない
- QRコード値のスペースの有無で、自動生成されるQRコードが異なります。
- 意図せずスペースを付けて登録してしまったお客様向けに作られた補足機能ですので、特に懸念がなければチェックはしなくても問題はありません。
▼1行目(ヘッダー行)をインポートしない
- チェックする可能性が一番多いオプションとなります。
- CSVファイルの1行目に項目名を記載している場合は、オプションの「1行目(ヘッダー行)をインポートしない」にチェックをしてください。
▼上書きする際にユーザーグループを変更する
- ユーザーグループの登録をしていない場合は、気にする必要はございません。
-
上書きする在庫データのユーザーグループを、インポート実行者の所属しているユーザーグループと同じものに変更します。
-
新規登録の場合はこのオプションに関わらずインポート実行者の所属しているグループに在庫データを作成します。
- ユーザーグループ毎に調整が必要な場合は、適したユーザーがインポートを行うか、「ユーザー管理」より所属するグループを変更してインポートを実行してください。
- ユーザーグループの在庫データインポート方法については、こちらをご覧ください。
▼追加項目の選択肢を自動追加する
- 追加項目の選択肢が網羅されている場合、チェックする必要はございません。
④ 確認が終わったら「インポート実行」をクリックする
- 「インポート実行」をクリックすると、「処理状況一覧」ページが表示されます。
- 「進行状況」の項目が、「処理待ち」から「完了」に変更されると、インポートは完了です。
【補足】インポートが失敗した場合
- エラーが発生した場合、該当する行のみ取り込まれずその他の行は取り込まれるので注意が必要です。
- エラーのあった行の特定は処理状況一覧から結果ファイルをダウンロードし、エクセル等で開いていただくことで確認することが出来ます。
【補足】結果ファイルから取り込み直す場合
- 失敗したものだけをインポートし直す場合は、結果ファイルをダウンロードしていただき、処理結果が「1」のものだけを省き、エラー内容を修正したファイルを再度アップロードしてください。
上記画像の場合、数量が漢数字の「百」であるため、数値と認識されずエラーになっています。
【動画】全体の流れは以下の動画をご覧ください。
※動画のデザインは以前のものですが、操作の変更はございません。
- こちらの動画は「仕入単価」という追加項目のみにデータを追加したい場合のインポート方法で、「商品番号」という重複のないユニークな項目をキーとしています。
- 一方、ご利用の在庫データに重複しない項目がない場合は、重複のないユニークな項目としてzaicoが保有している「在庫ID」をご活用ください。
【補足】上書きインポートによる様々なデータ更新の仕方
1. 上書きインポート機能を使って、ある項目のデータを別の項目に「コピー」する(移動元はそのまま)
※動画のデザインは以前のものですが、操作の変更はございません。
2. 上書きインポート機能を使って、ある項目のデータを別の項目に「移動」する(移動元は空欄)
※動画のデザインは以前のものですが、操作の変更はございません。
(注)なお、「QRコード・バーコードの値」の項目は、CSVファイルで上書きの値が空欄の場合であっても「QRコード・バーコードの値」は空欄で上書きされませんので注意ください。