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iPhone版ZAICO(クラウド在庫管理ソフトZAICO)アプリでは、スマホのカメラを使ってバーコードをスキャンする代わりに外付けバーコードリーダー(バーコードスキャナー)を使ってバーコードをスキャンすることが可能です。バーコードから検索する際や入出庫スキャンなどバーコードをスキャンする際に使用できます。
スマホの性能が低く、バーコードが読み取りづらい場合や(バーコードの貼付場所が床に使い場所にあるためなど)画面を見ながらスキャンしにくい場合などにご利用ください。
なお、日本語を含むQRコードは外付けバーコードリーダーで読み取ることができませんのでご了承ください。
使用方法
1. 外付けバーコードリーダー本体をHIDモードにする
外付バーコードリーダー本体のBluetoothの通信モードを「HID」に設定してください。
設定方法はバーコードリーダーの機種によって変わりますので、付属の説明書等をご覧ください。
2. 外付けバーコードリーダーの接続
Bluetoothを使って端末にバーコードリーダーを接続してください。ペアリングなどの手順はバーコードリーダーの説明書に従ってください。
3. スキャン設定の変更
ZAICO(クラウド在庫管理ソフトZAICO)のアプリを開き、スキャン検索画面を開き、設定ボタンをタップしてください。
「外付けバーコードリーダーを使う」をオンにしてください。
4. ソフトウェアキーボード(画面上のキーボード)の表示設定
数量入力などの際、通常であればソフトウェアキーボード(画面上のキーボード)が表示されますが、Bluetoothでバーコードリーダーを接続しているとソフトウェアキーボードが表示されない場合があります。
これはiPhone側ではバーコードリーダーが外付けキーボードとして認識されているためです。
この問題は、バーコードリーダー側の機能を使って解消することが可能です。
例えば、CILICO社製のCT10Xという機種の場合、トリガーを3回引くとソフトウェアキーボード(画面上のキーボード)の表示/非表示を切り替えることができます。
ソフトウェアキーボード(画面上のキーボード)の表示切り替え方法については、お使いのバーコードリーダーの機種によって変わりますので、付属の説明書等をご覧ください。
5. スキャン
外付けバーコードリーダーでスキャンしてください。カメラでスキャンした場合と同様の動作をします。
※ソフトウェアキーボードの表示設定をしていないと、入力しようとした際にソフトウェアキーボードが表示されません。ソフトウェアキーボードが表示されない場合は「4. ソフトウェアキーボード(画面上のキーボード)の表示設定」を行なってください。
動作確認済みバーコードリーダー
Bluetooth対応で、HIDという方式でiPhone端末に接続可能な市販されているバーコードリーダーでしたら利用可能です。スキャンした文字列の最後にエンターキー(リターンキー)が入力される設定でご利用ください。TABキーが入力される設定ですとうまく動作しません。
動作確認済みのバーコードリーダーは下記です。
- アルフ社製 CyclopsM ALFARK-6100X 1次元Bluetoothバーコードリーダー
- CILICO社製 CT10, CT10X 1次元bluetoothバーコードリーダー
- Tera社製 ワイヤレスバーコードスキャナー(Model: T5100)
- Tera社製 ワイヤレスバーコードスキャナー(Model: HW0006)
うまく動作しない場合
ZAICOアプリではなく、他のiPhoneのメモアプリなどを開いてスキャンして、スキャンしたバーコード等の値が入力されるかご確認ください。
もし入力されない場合はBluetooth接続がうまく行っていない、スキャナー本体が正しく設定されていないことが考えられます。
また、HIDとSPPというモード(Bluetoothのプロファイル)が選択できるスキャナーがありますが、HIDで接続しないとアプリでデータを受け取ることができません。スキャナー本体のマニュアルを確認し、HIDモードであることを確かめてください。
また、キーボードを英語キーボードに変更してスキャンするとうまくいく可能性もあります。